●EX-2 新しい2世帯住宅の提案。
区画割図:現況写真

 建設地は、八王子みなみ野シティー内の公団の区画整理事業により開発された敷地でした。駐車場1台のスペースが道路に接しており、その他の部分は、法面により道路より1m近く地盤が高い状況でした。オーナーの要望事項としてはローコスト住宅でありながら防音仕様にすること。完全分離型2世帯住宅として、駐車スペースはできるだけ多くとること。南面はできるだけ空地として将来家庭内菜園を行いたいとの事でした。

敷地利用計画図:立面図
 有効敷地利用としては、まず駐車場を4台確保することを主眼として計画を進めました。宅地では駐車スペースが1台でしたが、基礎を一部深基礎にすることにより道路接道面は全て駐車場スペースとしました。次に高度斜線により建物形態を損なわない高度斜線位置を算定して、駐車場と建物のボリュームにより東南面空地を最大確保することにしました。建築確認申請上は、2世帯住宅でもお互いの共用部が無いので長屋としての確認申請となります。デザインとしては、大屋根勾配を高度斜線と同じ勾配のシンメトリーとし、第一種低層住居専用地域でありながら10mに近い最高高さが確保出来ますので、有効な小屋裏空間を確保する事が出来ています。今後、少子高齢化が加速しいくら親子世帯といえお互いに干渉せず将来貸家も可能な長屋形式の新しい2世帯住宅が完成したのではないかと思います。

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